あなたは、福祉車両についてどんなイメージを持っていますか?
多くの人のイメージは
◆ 車いすを乗せることができるクルマ
◆ 介護の専門家が使用するクルマ
◆ 値段が高そう
◆ 介護認定されているのか障害者手帳を持っている人が買うクルマ
◆ 専門店でしか買えない
このくらいのイメージを持っていませんか。
介護車輌は、専門家だけが使うものではなく、一般の人でも購入して利用することができます。
福祉車両が必要になったときに必要な分利用できれば、専門家の手を借りることなく介護が必要な人を移動させてあげることができるし、家族を介護する場合も自分のタイミングで介護ができるので介護の疲れも減らすことができます。
便利な福祉車両ですが、購入するとなったときには「どんな種類があるの?」と「予算はどのくらい必要なの?」ということが知りたくなります。
介護するときの車両は、大きい車体のほうが乗り降りや移動が楽になりますが、車体が大きいと取り回しが大変なのと車両購入費用もそれなりに高くなります。
家族で介護する場合や、介護専用でない普段使いできる車両などがあります。
このページでわかることは
☆ 福祉車両の優遇制度
☆ 予算していただく料金
今回は、費用が安い軽自動車で金額を試算してみました。
それと、「これは知っておいたほうがいい」ことも載せておきました。
福祉車両を検討されるときの、ポイントをおさえてあるのでカーリースを申し込むときの参考にしてください。
福祉車両は個人でもリースできます!
福祉車両のイメージは、
★ 一般の人でも買えるの?
と思っている人が多いです。
福祉車両は、一般的に販売されているクルマを介護用に改造しているオーダーシステムなどと思われているのですが、そうではありません。
改造が施されている車両を販売しているところもありますが、自動車メーカーが福祉車両を特装車として製造して、メーカーカタログにも記載されていて自動車ディーラーが責任をもって販売しています。
改造車ではないので、当然カーディーラーの保障も受けることができ安心です。
福祉車両の5車種を紹介
一概に福祉車両といっても種類があります。
車いす利用者が単独で車両に乗り、車いすも車両に乗せることのできる車両などがあります。
ここでは、車いす利用者を後部からのせるタイプと、助手席のシートと後部座席のシートが回転するタイプをあげてみます。
スロープタイプ
車いすを、後ろのスロープから乗り降りさせるタイプ
スロープを利用するときには、安全を考慮して電動ウインチで上り下りを補助するタイプです。
リフトアップタイプ
リフトで車いすを持ち上げ水平移動で車両に乗せることができ、車いすを楽に車両に乗せることができます。
メリットは介助者の負担が少なく済むことと、車いすを複数台同時に乗せることができる車両があることです。
デメリットは、車両がトヨタハイエースなどの大きめのクルマになります。
助手席回転シートタイプ
クルマの乗り降りに少しだけ介助が必要な人用。
助手席のシートが回転して、少しだけの補助でクルマの乗り降りができる人向けです。
助手席リフトアップシート
助手席側のシートが回転して、外側の任意の位置まで下がります。
車いす利用者が、車いすに乗り降りすることができる高さまで下げることが可能で、高さ調節もできるので、乗り降りの介助の必要な方にも使いやすくなっています。
サイドリフトアップシート
2列目のシートが回転して、外側の任意の高さまで下げることができます。
高さ調整ができるので、車いすの乗り降りのしやすい高さに調整することができるのと、杖などを利用している人にも立ち上がりやすい高さにすることができます。
また、2列目なので介護する方が並んで座り、横からサポートすることができます。
福祉車両が優遇されているところ
福祉車両は特別な改造車なので、価格が高くなるように思われがちです。
しかし、福祉車両ならではの特典があります。
消費税が不要です
福祉車両であれば、購入時の消費税が必要ありません。
専門店で販売している車両だけでなく、ディーラーで販売している福祉車両も非課税の対象になります。
対象になるには、介護認定を受けているとか障害者手帳が必要などは一切なく福祉車両を購入するときに適応になります。
なので、介護される本人でなく、介護をする方が購入する場合でも消費税が非課税になります。
注意したいのは、現在使用しているクルマを改造して福祉車両にするのであれば、改造費用の消費税がかからなくなることです。
車両価格にかかる消費税の10%が非課税になるのは、金銭的なメリットが大きいです。
自動車税の減免制度があります
消費税のほかにも税金が減免になる制度があります。
この制度は、「障害者本人に対するもの」という縛りがあるところがあります。
減免は、都道府県や地方自治体で取り扱いが違うので、お住まいの役所にご確認ください。
ちなみに、普通車の場合は、各都道府県の窓口が減免制度を取り扱っています。
軽自動車では、各地方自治体が軽自動車税の窓口になっているので確認してみてください。
ホンダ N-BOXを例に出して福祉車両は高くないのか検証してみます
普通車両のN-BOX 車両本体価格1,411,300円(税込)
福祉車両のN-BOXスロープ 車両本体価格1,575,640(非課税)
車両本体の差額は164,340円になります。
スロープと電動ウインチなどの装備を追加しても車両本体の金額の差が164,340円で福祉車両を手に入れることができるのであれば、大いに購入検討できます。
また、スロープ付きであれば自転車などを載せるのも簡単にでき、子供の送り迎えの多い方にも利用価値は高いでしょう。
福祉車両のリース料は月々1万円から
クルマの買い替え増車を考えているときには、現金一括・分割払いなどどうしようと悩むと思います。
そのときには、カーリースという選択をおすすめします。
福祉車両をカーリースするメリットをみてみます。
頭金が不要
家族が乗るクルマのほかに、もう一台増車で福祉車両を検討しているのであれば初期費用の負担を少なくしたいと思います。
カーリースでは頭金0円で、クルマを買うことができるので家計の負担が少なくなります。
リース月額の違いをN-BOXで比べてみる
福祉車両とそうでないクルマの車両金額の差がホンダ N-BOXを例に出しました。
それではリース金額ではどうなのでしょうか?
契約終了後にクルマがもらえる「カーコンカーリース」で金額の差をみてみます。
グレード:N-BOX G Honda SENSING
グレード:N-BOX G スロープ Honda SENSING
月額均等払いにしても7年契約の「カーコンカーリース7」では1,700円の差で9年契約の「カーコンカーリース9」では1,370円の差になりました。
これぐらいの差なら、福祉車両を検討しても家計の負担は少なくなるのではないでしょうか。
契約満了でクルマがもらえるカーリース
もろコミなら、あなたのご予算で新車に乗れます!
●まとまった出費をおさえたい!
●月々の支払いをおさえたい!
●楽に車を維持したい!
関連記事:カーコンカーリース【カーコンカーリース】を徹底解剖!!
福祉車両についてのまとめ
ここをチェック
1、専門店でなくても福祉車両を買うことができる
2、消費税が免税になるメリットがある
3、免税になるのに特別な資格・審査は必要ない
4、福祉車両とそうでないクルマの金額の差が少ない
5、リースにすると月額数千円ほどの差で福祉車両を買える
介護が必要になり福祉車両を考えているのならば、カーリースが面倒なくおトクな選択になります。
今回紹介した「カーコンカーリース」以外にも取り扱いをしているリース会社があります。
リース会社によってメンテナンスサービスの違いがあるのと金額にも違いがあります。
十分検討指定いただくことをお願いします。
そうとはいっても、リース会社別の違いを知らないと検討できませんので、リース会社の特徴をこちらにまとめておきました、合わせてチェックしてみてください。
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