● 借りている期間は、決められた料金を月々支払います
● 契約期間が満了すれば、借りていたクルマを返却します
● クルマは、借り物で自分の所有物ではありません
カーリースはクルマを借りるのはわかっています、初期費用が不要で毎月定額でクルマに乗れるのがカーリースの良さですよね。
でも、クルマがもらえるカーリースがあるのも知っているのですが、リース終了後にクルマをもらうと何がトクなのかわかりません。
何がトクなのかわからないなら、通常の返却するカーリースでもいいのでは? と思ってしまいますが、ちょっと待ってください。
このページでは、もらえるカーリースのメリットとどれくらいおトクになるのかを解説していきます。
それと、リースでクルマを返却するときにはいろいろなチェックがあり費用が発生するリスクがあるのですがもらえるカーリースならそのリスクを回避することができるということも解説します。
おトクなクルマがもらえるカーリースについて徹底解説しますので最後までご覧ください。
クルマがもらえるカーリースのメリット
リースが終了してクルマがもらえたら、どんなおトクなことがあるのかポイントを4つあげてみます。
◎ポイント1 原状復帰する必要が無い
リース期間が満了すると、リース会社がクルマを査定して現在の価値を調べます。
通常使用で付くような傷やいたみなら問題は無いのですが、クルマの価値を著しく下げるような傷や汚れなどの修理が必要な部分がある場合は、原状回復費用として下がった価値分の金額を請求されます。
この原状回復費用は、借りた側としては納得いくものならまだいいのですが、返却のときに料金を請求されるのは気持ちのいいものではありません。
どれだけの金額が請求されるのかわからないのは不安です。
クルマがもらえるメリットの一つに、リース契約が満了したときのクルマの査定がないことです。
査定が無いので、原状復帰費用が発生することはないのです。
クルマを意図的に傷つけたり汚したりする人はいないと思いますが、小さなことに気をつけながらクルマを使用する必要が無いのはうれしいことです。
◎ポイント2 走行距離を意識しなくてよい
契約時に距離契約を交わしているので、返却をするとき走行距離のチェックがおこなわれます。
おおよそ月間走行距離が500Kmから2,000Kmの間で契約をするのですが、予定より多く走行をしてしまうとペナルティがかかってきます。
リース会社によって金額の違いがあるのですがおおよそ1Kmにつき8円から15円ほどが「過走行損害金」として請求されます。
チェックする理由は、トータル走行距離でクルマの価値が変わってくるのでリース会社が最初に計算していた価値より下がったものを「損害金」として請求されます。
クルマを返却しないでもらう契約であれば、返却時のチェックがありません。
なぜクルマをもらう予定なのに月間走行距離の契約があるの?
契約満了したのちにクルマをもらう約束になっているので、契約満了前にクルマを返却するなどしたときに、走行距離の計算をされます。
また、事故などで走行ができなくなりクルマの使用ができなくなった時も同じように強制解約になりクルマを返却することになります。
事故で契約が解除になると、違約金なども発生するので大変な出費になります。
そのようにならないように、安全運転をお願いするのは当然ですが保険に加入するのも安心できる一つです。
カーリースは特殊な残価の設定などがあり、一般の保険では満足な補償を受けることができません。
後悔しないためにもカーリースのための保険をご確認ください。
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◎ポイント3 クルマをもらってから売れば楽しみが増える
クルマをもらえるのならば、もらった後のクルマをどのように使おうが自由ということです。
もらって名義変更が済んだらすぐに売りに出しても良いってことです。
人気の車種で走行距離も少ないのならば、買取価格も高く評価されるでしょうから、臨時収入をいただいたようなものです。
次のクルマのオプション代金にしてもいいし、家族で楽しむ費用にしてもいいし、高くクルマが売れれば楽しみも増えます。
◎ポイント4 車検を受けてそのまま使う
もらったクルマは、名義変更して車検を受けてそのまま乗り続けることができます。
思い出がたくさん詰まったクルマをそのまま乗り続けられるのでうれしさもそのまま継続です。
契約満了の時期には、クルマが古くなって買い替えたくなるのかな? 故障とかの心配はないのかな? などの心配が出てきますけれど、新車登録のクルマの平均社歴は8年ほどになっていて10年を過ぎたクルマでも使用方法によっては、十分利用ができるし楽しめるのでもらってからも大事にしましょう。
クルマをもらうときに注意することは何?
リースが終了してクルマをもらう時に注意しておきたいことがあります。
◎ 譲り受けた時に車検のタイミングが来る
7年・9年・11年のタイミングで、クルマを譲り受けます。
ちょうど車検が切れるタイミングに譲り受けるので、車検に必要な費用を準備しておく必要があることです。
◎ クルマをもらうのに必要な費用は?
クルマをもらう時に必要な費用は、事務手数料が必要になります。
リース会社によって、クルマをもらうときの手数料に差があるので注意が必要です。
とはいうものの、用意しておきたい金額は、車検整備費用+税金+自賠責費用です。
それと、リース会社から請求される事務手数料も支払わなければいけないのですが金額はそれほど高くないので安心です。
クルマをもらえても支払いの総額が高くならないの?
カーリースの基本は、残価設定型です。
クルマを契約する時に残価をあらかじめ決めておいて、残価を除いた金額を月々支払いその月々の支払いの中には車検費用・税金・メンテナンス代金も含まれます。
残価設定については、こちらに詳しく書いた関連記事がありますので合わせてご覧ください。
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リース料金を比べてみたところ、料金に差がありませんでした。
なので、クルマがもらえるリースは支払いが高いということはなく、リース会社によって金額に違いがあるということがわかりました。
クルマがもらえるカーリースはおトクです!
リース契約が完了すれば「クルマがもらえるリース」について調べてきましたが、メリットがたくさんあることがわかりました。
デメリットは、最後の車検費用が必要になることぐらいです。
金額の比較でもあまり変わり無いことがわかりました、クルマを頻繁に変えたい人以外では、クルマがもらえるカーリースのメリットは大きいです。
私は、クルマがもらえるカーリースはおトクだと思います、クルマを定期的に乗り換えたい人でなければクルマがもらえるカーリースをおすすめします。
とはいうものの、カーリースは、メンテナンス内容もリース会社によって内容が違うので、比較されることをおすすめします。
こちらに、リース会社を比較解説した記事をまとめておきましたので合わせてご覧ください。
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