初心者必見!費用と注意点を徹底比較解説 レンタカーとカーリースの違い完全総まとめ

レンタカーとカーリースの違い
レンタカーとカーリースは何が違うの?
借りるのは一緒じゃないの?
どっちがトクなの?
違いを詳しく知りたい!
注意点を知りたい!

「レンタカーとカーリースは何が違うの?」と聞かれることがあります。
どちらもクルマを借りて使用する点では同じですが、具体的な内容はかなり違います。

 

そんな疑問をきっかけに、管理人の田中家でも次のような会話がありました。

ほのか
子どもが大きくなってくるとクルマが必要な場面が増えてくるよね。今のうちにどうするのか考えたいんだけど、何かいい方法はないかな?
田中いろは
いろは
クルマを購入するには予算的に厳しいから、必要な時だけレンタカーを借りるか、長期契約のカーリースで借りるのもアリだと思うよ。
ほのか
なるほど。クルマを借りるならリースにしなくてもレンタカーだけで十分じゃないのかな?
レンタカーとカーリースの具体的な違いがまだピンとこないから、詳しく教えて!

そこで、レンタカーとカーリースの違いをまとめてみました。

 

調べてみると、レンタカーとカーリースは「クルマの使い方」によって選ぶのが最適だとわかりました。

クルマを短期間だけ借りたいのか、それとも長期で自分専用として使いたいのかをまず考えれば、レンタカーかカーリースかを比較しやすくなります。

「自分はクルマをどう使いたいのか?」をイメージしながら読み進めると、よりわかりやすいでしょう。

【注意】
このページでご紹介しているレンタカーのサービス内容は、大手レンタカー会社を基本としています。
ただし、独自のサービスを提供している会社もありますので、すべてのレンタカー会社に当てはまるわけではありません。
ご了承ください。


レンタカーとカーリースでの借りる期間が違う

レンタカーとカーリースでは、借りられる「期間」に大きな差があります。

レンタカーだと

レンタカーには、「暦日制」と「時間制」の2種類があります。

暦日制とは

暦日制は、店舗の営業開始から営業終了までを「1暦日」とし、それを1日分の料金として計算する方法です。
営業時間内に借り、当日中に返却すれば1日分ですが、翌日返却になると2日分が請求されます。

返却時間が確定しづらい場合でも、営業終了までに返せば追加料金が発生しないため、時間に追われにくいメリットがあります。

時間制とは

時間制は、クルマを借りた時刻から返却する時刻までをベースに料金を計算する方法です。
日をまたいでも、借りた時刻から24時間以内であれば1日分の料金で済む場合が多いのが特徴です。



暦日制と時間制を組み合わせた料金プランを設けている会社もあります。
利用時間や返却予定を考慮して、ムダのない借り方を計画しましょう。

カーリースだと

カーリースは基本的に時間単位での利用はできず、多くの場合「1年単位」で契約する仕組みです。

ただし中古車リースを扱う会社の中には、「月単位」で契約できるプランを用意しているところもあります。
もし月単位での契約を希望するなら、中古車リースが選択肢になるでしょう。

新車リースの場合は、契約期間が1年~11年程度に設定されており、11年など長期契約を選ぶと月額料金を低く抑えられるメリットがあります。

つまり、時間単位・日単位で借りたいならレンタカー、年単位で借りたいならカーリースが適しているといえるでしょう。


レンタカーとカーリースでの借りる前の準備の違い

レンタカー(短期)とカーリース(長期)では、借りる前に必要な手続きや準備が異なります。

レンタカーだと

借りたい日と車種を決めたら、WEBや電話で事前に予約をして、当日免許証を提示することでクルマを借りられます。

【注意】
免許証を忘れてしまうとクルマを借りられないので要注意です。

なお、レンタカーで借りられる車は多くの場合、新車ではありません。また、希望する車種が予約時点で必ず空いているとは限らない点にも注意が必要です。

観光シーズンや大型連休は予約が早く埋まりやすいので、早めに予定を立てるようにしましょう。
もし直前にクルマが必要になっても、営業所に空きがあれば借りられる場合もありますが、希望の車種がない・空きがないなど、リアルタイムで対応できないことがある点はデメリットといえます。

カーリースだと

新車のカーリースを利用する場合は、リース会社の審査を通過する必要があります。
年齢や収入などの条件によって、審査に通らず契約できないケースもあるため注意が必要です。

また、新車カーリースは契約後にディーラーへ車両を発注するため、納車まで数週間~数か月かかることがあります。
そのため「すぐにクルマが欲しい」という場合は、新車リースでは対応が難しいでしょう。


とにかく新車を借りたい!

「クルマに乗るならやっぱり新車がいい!」という方に向けて、それぞれのサービスで新車を利用できるかどうかをまとめます。

カーリースの場合

「新車カーリース」を選べば、納車されるのはすべて新車です。
クルマの初回登録時はリース会社が所有者になり、あなたが使用者として車検証に記載されます。

車種やグレードはもちろん、メーカーオプションやディーラーオプションも自由に選択できるため、理想に近い1台を手に入れられます。

レンタカーの場合

レンタカーは、レンタカー会社が保有している在庫車を借りるのが基本です。
希望の車種やグレードがあればラッキーですが、必ずしも置いてあるとは限りません。

そのため、新車をリクエストしても対応してもらえるケースは少なく、基本的には中古車に乗ることになるでしょう。


今日、今から使いたい!

急ぐ

レジャーや出張など、予定がわかっている場合は事前予約でレンタカーをスムーズに利用できます。
しかし「今から買い物に行きたい」「天気がいいから今日ドライブしたい」という場合、レンタカー会社に在庫の問い合わせをして、営業所へ出向かなければなりません。
在庫がなければ借りられず、計画が崩れてしまうこともあります。

一方、カーリースなら契約期間中はクルマが手元にあるので、マイカー感覚でいつでも好きなときに利用できます。
「すぐに乗れるクルマが欲しい」というニーズには、専用車をいつでも使えるカーリースがうってつけです。


クルマを返す時の注意

レンタカーは、基本的に借りた店舗または指定された店舗へ返却しなければなりません。
交通の便が良くない場所に店舗がある場合、そこまでの往復が手間になることもあるでしょう。

一方、カーリースなら契約期間中はクルマを返却せずに使い続けられます。
ただし、契約終了時には返却が必要です。業者が引き取りに来てくれる点は便利ですが、引き取り後の査定で傷や汚れ、走行距離の超過などが見つかると追加費用を請求される場合もあります。

「追加費用を請求されたくない」という方は、満了時にクルマがもらえるプランを選ぶのも一つの方法です。
リース会社によってオプション内容が異なるので、クルマがもらえるプランの有無もチェックしてみましょう。

>> クルマがもらえるカーリースはこんなにメリットがたくさんある!

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カーリースには車庫証明が必要!

レンタカーもカーリースも「クルマを借りる」点は共通していますが、カーリースの場合は車庫証明を取得しなければなりません。
カーリースでは、あなたが使用者として車検証に記載されるため、車庫証明の手続きが必要になります。

車検証

自宅に駐車スペースがあれば問題ありませんが、ない場合は駐車場を契約して車庫証明を取得する必要があります。
車庫証明をとるための手数料や申請の手間はリース代金に含まれていないため、追加の出費と労力がかかる点に注意してください。
ただし、一部地域では車庫証明が不要な場所もあります。

車庫証明について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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レンタカーのナンバーは「わ」 リース車は?

レンタカーナンバー

レンタカーのナンバープレートは「わ」ナンバー(地域によっては「れ」ナンバー)ですが、リース車には通常のナンバープレートがつきます。
新車登録時に希望ナンバーを取得することも可能なので、一見してリース車か購入車かの区別はできません。

高級車をリースして希望ナンバーを付けるなど、自由度が高いのもカーリースの魅力といえます。


レンタカーとカーリースは使い分けをしよう!

短期利用にはレンタカー、長期利用にはカーリースを選ぶのが賢い方法です。

たとえば、転勤などで数年間クルマが必要な場合はカーリースが便利です。一方、旅行先や数日のドライブではレンタカーを活用するとおトクになります。

レンタカーの予約は「たびらいレンタカー予約」などを利用し、必要なときに必要な時間だけ借りれば、ムダな出費を抑えられます。



田中いろは
いろは
レンタカーとカーリースの違い、だいたいわかったかな?
長期と短期、それぞれの特徴を押さえて選ぶといいよ。
ほのか
なるほど。どう使うかで決めればいいんだね。
いろはさんは普段の通勤に軽自動車をリースして、旅行には大きめのミニバンをレンタカーで借りればいいのかな。
田中いろは
いろは
高級ミニバンかはともかく(笑)、そんな使い分けをすればおトクにクルマを使えるよね。

カーリースを利用するなら、まずリース会社ごとのサービス内容を把握し、自分の使い方に合ったプランを選ぶことが大切です。
どのリース会社があなたに合うのか比較した記事もあるので、あわせてチェックしてみてください。

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